やまさき拓味 公式ウェブサイト【小慾知足】

日本競馬の歴史は根岸から始まった

優駿の門
ROOTS<ルーツ>

馬の博物館ホームページ(馬事文化財団) / 連載中
●監修:馬の博物館●協力:(株)秋田書店

幕末の横浜開港から根岸競馬初開催、そして一等馬見所<スタンド>完成までの日本競馬黎明期を壮大なスケールで描く。

馬と競馬の博物館

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戦後初の三冠馬シンザンを
牧場で初めて見た

引退して30年近く過(た)っていた

背は落ちて痩せ細り
歯はボロボロで
牧場の人達は青草を細かく千切って与えていた

老いたとはいえ
近代競馬の至宝シンザン

胸は高鳴り心の中で涙し
感動したのを記憶している

シンザンを描き残したい…
シンザンはどこから来た…
シンザンのrootsは…

そこから『優駿の門 ROOTS』が
ボクの頭の中で回転し出した

横浜外国人居留地
根岸競馬場
4年間の長距離レース

優駿の門 ROOTS

スタート!!

シンザンが走る
テンポイントも行く
トウショウボーイ
グリーングラス
オグリキャップ…

おお~っと
アルフィーが先頭に立った
ボムクレイジーはまた出遅れた
そしてその鞍上(やね)には天才
世界の光優馬が……

優駿の門 ROOTSのゴールは
4年後に…!!


やまさき拓味


優駿の門 ROOTS 連載開始
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