やまさき拓味 公式ウェブサイト【小慾知足】

この物語は封建社会における、
ある青春の慟哭譜である

鬼輪番

漫画ストーリー(双葉社)/掲載期間:1974年~1975年9月

お前たちは鬼だ!人間の心を捨てたる鬼たることを忘るるな。5人の鬼たちが一つの鬼の輪を作る―

【作者コメント】親父は映写技師、故郷の和歌山県新宮市に葵劇場という映画館があり、そこが閉館となる時、最後の上映作品はこの鬼輪番でした。また「~NEO」は、もう一度描きたいと思ってたので念願叶いました。

鬼輪番【兵之章】

渦彦、六地蔵、小法師、吹豆、地虫の5人は鬼輪目付の鬼輪だめしを潜り抜け、真の鬼輪番になった。

鬼輪番【兵之章】

鬼輪番【闘之章】

幕府が尾張の不穏なる噂を聞き、小法師を女郎に仕立て、徳兵衛の目にとまらせ尾張へ住替えさせるように仕向けるように命が降る。

鬼輪番【闘之章】

鬼輪番【皆之章】

信州の高遠領内へ潜入。凶作につき一揆勅発の兆し、これを機に大一揆を起こせとの命が降る。

鬼輪番【皆之章】

鬼輪番【陣之章】

駿河は沼津藩の鬼千鳥の香炉、美濃大垣藩の平蜘蛛の茶壺を誰にも悟られぬように持参せよとの命が降る。

鬼輪番【陣之章】

鬼輪番NEO

月刊時代劇漫画『ジン』/
2007年11月号~2008年7月号掲載
徳川幕府初期。外様大名の取り潰すべく暗躍した集団。非情に徹するべく苛酷な訓練を、肉体的にも精神的にも施された者たち―それを人は恐れを込めて≪鬼輪番≫と呼んだ。。

鬼輪番NEO
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